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仕事と偽りいつも通り6時45分に起き、気に入っている新しい服を初めて来てドトールへ。カフェラテを飲みながらネットで服を色々見る。毎日の日課になっている。好きな服を安く見つけた時には快感がある。暖房の風が気になり席を変え、時々喫煙室へ。読みかけの横尾忠則『絵画の向こう側・僕の内側』を読み、日記を再度つけようと思い立つ。

仕事と偽った時にいつも行く久松湯は火曜は休みなので多少値は張るが庭の湯へ。10時。ベストポジションの露天の五右衛門風呂。強風で紅い葉っぱが湯船に浮沈。雲一つない空。

江古田のドコモショップスマホを充電している間ブックオフでパラパラ立ち読み。スマホがないため時計を探す。レジの上に骨董品のような時計が15時30分を指している。動いているか不安で再度見に行き、16時を指したところでスマホを取り、電車で飯田橋。17時。風が強くて外では煙草が吸えない。ベローチェに入り本日3杯目のコーヒー。

18時、るみこさんと会う。このために家族には仕事と偽った。家庭以外に世界を持たなければ家庭がうまくいかないことを長く一緒に住むようになり感じてきた。それは仕事でも音楽でも埋まらない部分だ。
失礼とは思いながら、家庭を居心地よくするために会った。欲望がないと言えば嘘になるが、その欲望があることがありがたい。家庭がありながら浮気をする男は、実は家庭のためという部分があるのではないかとも思える。
娘を抱きしめたくなる。寝ている頭を撫でたくなる。でもそれをしないのは父親ではないとお互いに思っているからだ。ただ最愛の娘だ。彼女のことも好きだ。それでるみこさんと会った。おでん屋。

るみこさんは美大出身の演劇に詳しい人で、装丁・製本の仕事をしており、地方でもワークショップを開く本の人。るみこさんがデザインから装丁までしたメモ帳をくれた。おでん屋を出てから神楽坂を案内してくれた。とてもいい時間だった。ビールと寒さでおしっこをチビりながら上島珈琲。本日4杯目のコーヒー。

色々お互いのことを話したが、結局最後は会話が自分以外のことになった。これは誰と話してもそうだ。主に自分の家族親戚、友達のこと。自分の話をするより気が楽だし、遠回しに自分のことを話した気になれる。力の抜けたとてもいい人だった。ありがたかった。22時別れる。

帰宅23時。風呂に入り、彼女が作ってくれたリブステーキを食べた。美味しかった。